あっという間にもう2018年。
パン屋になって2ヶ月がバタバタと過ぎていき、年を越してしまいました。
26996408_1584786491615260_135547685_n - コピー私の新しい生活が始まっています。
朝4時過ぎに起床して5時半から仕事に入ります。
もっと遅く起きてもいいのですが、コーヒーを飲んだり羊毛をする時間が欲しいので早めに起床します。
仕込みと開店準備をして、7時にお店をオープン。
性分なのか楽しいのか、なんだかんだと仕事が終わってもお店にいて、あっという間に夕方。
私はやっぱりこの場所が大好きです。パン屋の仕事も想像以上に楽しい。23316665_1514942715266305_6805418477736891892_n23316438_1514990205261556_3567098773668110799_n23319055_1514182915342285_716581435702582938_n23380163_1514183202008923_3106251402498447277_n昨年11月、羊毛の展示の為フランスとドイツに約2週間行ってきました。
時間がたってしまった今、何をどう書いたらいいのか分からなくなっていますが、心が弾む毎日でした。23435142_1517581745002402_4233267933228394247_n23435270_1518380351589208_9084227886563570991_n
物価は高いのですが目に映るもの全て絵になる景色なので、そんなことはどうでもいいと思えてきます。
口に入れるものは全て最高に美味しくて、町も建物も空気も人も、鳩や犬さえとても美しかった。23319536_1516685398425370_6528257524284565785_n23319268_1516685725092004_2459185616030634857_n23319076_1516685441758699_3321282776904039178_n23380017_1516685571758686_3581020688222550423_n23319425_1517581945002382_1477617983887739617_n散歩と共に食べ歩きはしていましたが、貧乏滞在のため、レストランには在パリの皆さんとの食事会の時しか行けません。
なのでバスティーユのマルシェで野菜や果物を買って、シャルキュトリー屋さんでハムやパテ、ビオのお店でチーズ、帰り道のパン屋でバゲットやカンパーニュを買って部屋で食べていました。
それでも、すごく美味しくて安くてものすごい満足感でした。23435270_1518380351589208_9084227886563570991_n23376337_1517581368335773_6508486922799743336_n23318970_1514611401966103_3678773369764232649_nずっとパリ3、4区辺りで行動していたので、レプブリック広場からバスティーユ広場の辺りは簡単な地図が書けるくらいは覚えたと思います。
展示でお世話になった皆さんや、お客さまで来てくださったアーティストの方たちも、生き方が素敵で個性的。
私はまた人生観が変わりました。
すごくすごくたくさんのものを吸収してきました。23319209_1514606368633273_560902942381379947_n23376521_1514182605342316_3270945844615491890_n23316263_1516294301797813_6294323219542528326_n23376326_1514606335299943_2859597503080479675_n23376638_1516290461798197_5233936448810505012_n帰国したら、自分の中の何かがすごくすごく満たされていて、無欲になっていました。
欲しいものもないし、食べたいものも特になく、怒りや苛立ちの心もなくなっていて、自分のいろいろがとにかく「無」で、自分のことより誰かのサポートとして力を使いたいと思いました。23316322_1516685631758680_9092572635633294450_n23244153_1514990241928219_6071636140275738751_n会う人会う人、年末年始のご挨拶と共に
自分が今、いかに無欲であるかを、なぜか笑われていましたが語っていたので、
「無欲なんだって?菩薩の心なんだって?笑」と、時間がたち、どこから聞いたのか、山びこのように聞き返された時には、無欲は終わりを迎えていました。
欲があってこそ人間。それが生きてるってことなんだと思います。23244572_1514182572008986_7770755996240747120_nさて私の2018年。
運気は悪いそうです、笑
過去の出来事を考えても、正直なところあまり信じていませんが、無視もしません。
私の人生なんて、毎年いいことがたっぷりあって、悪いこともそれなりにあり、
結果的に「悪くはない1年だった」という40年間です。23380257_1521740654586511_5279794022200001788_n23472211_1519148534845723_795095661632655041_nパリで最高な毎日を過ごした私ですが、展示が終わり
電車に乗ってドイツのフランクフルトに行けば
パリでネット予約した宿は娼婦街の中にあり夜はドラッガーに囲まれ
ケルン駅に行こうとバスに乗れば、なぜか人里離れたケルン空港に着。
ストラスブールに向かえば居眠りして乗り過ごし、乗り換えるはずだった終電も間に合わず、真夜中のオッフェンブルグ駅に取り残され
WiFiも切れ、自動販売機の1ユーロのポテチを食べて寒さと飢えをしのぎました。
でも、今思い出すと面白い思い出。23471982_1520348228059087_1685911208141101221_n運がいいとか悪いかというより
その時は「不幸」でも、時間がたつと「いい経験」になるものです。23435157_1520719088022001_8983156079839399507_n羊毛のほうも、嬉しいお話いくつもいただいていますので
楽しく制作する1年にしたいと思います。
10月にまたパリによんでもらっているので、実現させる為にもパン屋の仕事もがんばって資金を貯めなくては。pain大変遅くなりましたが、
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
咲くのはいつになるか分かりませんが、ひとつひとつ丁寧に種を植えていく1年にしたいと思います。27332224_920722174770643_2617955829910793759_n

ふと日々から立ち止まると、また沢山の思い出がたまっていました。

4度目のタイ。
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今回はJAPAN EXPOへ3日間参加でバンコクに行ったのですが
11時~20時の間は会場に拘束されている為
イベント終了後は、小屋から開放された犬のように、バンコクの街に一目散に逃げ出していました。tt1t2t4
朝ごはんは、ホテルから10分程歩いたルンピニー公園の屋台に。thai4
ご飯もおかずもスープも盛り放題で120円。
その上、タイオムレツが食べたいと屋台のお兄さんに伝えたらタダで作ってくれました。thai2
美味しそうなものが10円単位で買える毎日。
朝ごはんの後は市場に足を伸ばしフルに満喫して、猛ダッシュで会場滑り込む3日間。thai1
屋台や市場で食料を調達する生活をしていたら
着いてすぐに行ったホテル横のスターバックスに
オシャレすぎて一歩も入れなくなっていました。thai9
JAPAN EXPOではたくさんのタイの皆さんに羊毛に触れていただき
とても有意義な時間を過ごすことができました。
皆さんとても優しくていい人。
タイが大好きです。t3来週から羊毛の展示の為、フランスに発ちます。

トリコロル・パリ
http://tricolorparis.com/sortir/event-france/rouge-et-bleu/

パリでの展示は6日間なのですが、
今回の展示でお世話になる、MICHEL KLEINパリ通信を書かれている
ディスプレイのプロフェッショナル坂巻素子さんの15日~の展示を拝見させていただいてから帰国します。

MICHEL KLEIN パリ通信
https://www.michelklein.jp/fromparis/

物価が高いパリでの滞在
レストランでの食事はなかなかできないと思いますが
パン屋さん、チーズ屋さん、シャルキュトリー屋さん、
通りに並ぶマルシェで野菜や果物を買って、時々はカフェでエスプレッソを。
贅沢はできないけれど、私なりのパリでの2週間を楽しみたいと思います。p
先日帰国された坂巻さんとの東京での打ち合わせ。
素敵な作家さんともご一緒させていただき、貴重なアドバイスを沢山いただきました。

ウッキウキで水戸に帰ろうと駐車場に戻ったら
駐車料金2時間半で3500円。
清算機の前で一瞬魂が抜け、プルプルしながら5000円札を入れました。

あっという間にまた数ヶ月たってしまいました。

私にとって文章は、気持ちを整える為に書いているのかもしれません。
この数ヶ月、目の前にあることをひとつひとつきちんとこなそうとする毎日。

今朝はちょっとした肌寒さに、しょうがとシナモンを入れたミルクティーをいれ、ゆったりとした気持ちでパソコンに向かいました。
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思い出すと
長い長い文章になってしまいそうなほど、たくさんの思い出ができました。

スタッフのみんなと台湾女子旅。0TAIWAN0TAIWAN200001
飛騨高山に2回、青森、宮城、福島、そして新潟。
旅尽くしな数ヶ月です。
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その中でも、1年ぶりの家族旅行が心に残っています。
大きな和室の宿をとって、布団にゴロゴロしながら子ども達とじゃれ合ったり、相変わらずなシゲさんに笑ったり。
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私は結婚を2回。そして2回失敗。
最初の旦那さんは今、台湾のフランス料理店で料理長をしていて、今もよき料理の先輩で、兄のようです。
台湾で、マチコちゃんと一緒にお店に遊びに行って来ましたが、相変わらず料理が美味しい。0TAIWAN30TAIWAN4
シゲさんとも、夕方毎日のように顔を合わせているせいもあって、時々かぶりつきたくなるほどムカつきますが、仲はいい?笑
結婚というカタチは私には難しかったのですが、今の関係は悪くはありません。
延々と続く我慢には耐えられませんが、もめたり、憎みあったり、責め合ったりし続けることは嫌いです。
長男長女はパパが2人、祖父母が6人もいるので、その時々で都合よくどこかに相談にいき、甘えられる家族が多くて羨ましい。
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3月に、2番目の長女が、製菓製パンを学びに東京に出ます。
こうやって、子ども達はどんどん成長していきます。嬉しさと寂しさと、お金の心配、笑

私の将来も娘に負けないくらい夢がいっぱいですが、娘と違う大事なミッションとして、この先ヨボヨボになっても一人で生きていける力を身につける。ということがあります。
その為に「喫茶室を最短1年休業」という選択をしました。
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1年なのか、2年なのか、ずっとなのか。それは今は決めずに、今までせっかくいただいたお話やチャンスに目を瞑ってきたので、それに向かっていく1年にしたいと思います。
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私が望む着地点は、おばあちゃんになっても羊毛作家を続けていきたいということです。
続けていく為には、ずっと作品を欲しいと言ってもらえるお客さんがいてくれる作家にならなくてはいけません。
かわいいおばあちゃん(に、なる予定)の私のところに(笑)美味しいごはんと羊毛を求めて、わざわざ北の大地(予定)に足を運んでくれる方が少しでもいてくれる将来が、私の今の夢です。0MARI2
今月をもって、長期休業に入らせていただくオカエリ。喫茶室。
この7年半、本当にいろいろなことがありましたが、全部全部、必要なことだった気がします。
少しずつ、たくさんのことを積み重ねてきました。
今まで続けることができたのは、たくさんのお客さまとスタッフの皆がいてくれたおかげです。
残り3週間、1日1日を大事に、そして噛み締めながら、喫茶室のキッチンに立とうと思います。

私がオカエリ。喫茶室を始めた時
5番目のヨシノブは生後半年でした。
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可愛くて可愛くて仕方なくて、夜起こされることさえ幸せなくらい。
一人目の時は、眠気が残ったまま朝を迎えることがあんなにつらかったのに
だんだん子育ては、慣れていくというか
手の抜き方を覚えるというか、ああ今が一番幸せだと思える毎日。haruharu1
なので「WHISKY SHOP」の開業を決めていたシゲさんからカフェをやってと頼まれたとき
専業主婦満喫中だった私は
「まだやりたくない」と何度か断りました。
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そんな中途半端な気持ちでスタートした「オカエリ。喫茶室」ですが
この約7年半の間にいろいろな変化を遂げ、
ヨシノブも小学3年生になり、私も40代突入。
素敵なお客さまとの出会いも沢山あり、今は喫茶室が私の一部になりました。
これはシゲさんに感謝ですね。
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自分の性格とやっと向き合えるようになったのも最近で
強くなりたいとマグロのように泳ぎ続けている毎日ですが
それが自分には、実のところ今は心地よい生き方なのだと思います。

前置き長くなりましたが
女ってすごいなとあらためて思いました。
男に力はかなわないけれど、
独自のセンスや気の利かせ方、根性もすごい。

そう、オカエリ。喫茶室スタッフの3人がなんて素晴らしいのだと
彼女達の2週間の臨時カフェ営業を見て私は強く思いました。
すごくかっこよかった、みんな。
mati2mati1mati画像「ヨハク」by Machiko

全員、素敵な旦那さまがいる可愛らしい奥さまでありながら
いざとなったら逆に旦那さまを支えられるんじゃないかと思うくらいのやる気と根性。
asaasa2asa1画像「ほのかふぇ」by Asami

毎年この時期は誰にも会えない姿で羊毛に没頭している私ですが
今年は喫茶室から流れるいい空気を吸いながら、
羊毛制作、そしてSAZA COFFEEでの展示も無事に終了することができました。
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今、人生の折り返し地点。
あと半分の人生も楽しくがんばるために
今年はちょっとしたチャレンジもします。

いろんな生き方があって
いろんな考えもあって
何が正解かも数年たたないと分からないことも多いと思います。

ただ、家族の中で支えたり支えてもらったりしながら
一度子育てで仕事から離れてもいつか復帰し
むしろ男性を支えられるくらいのかっこいい女性が増えていく世の中になっていくような、
そんな気がして私もがんばろうと思ったのでした。

前回日々のことを書いてから、半年以上も経っていたのですね。

この半年の私はといえば、
静かに生きていたような、いないような、笑。
とにかく楽しい毎日です。
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先日40歳になりました。

40代の過ごし方ってすごく大事な気がします。
この時期の行動は人生の後半を左右して、中身も外見もどれだけ努力するかでこれからの人生が変わると思います。
だから私はこの10年、もっともっといろいろなことにチャレンジしていこうと思っています。bir
いつまでも「今」にしがみつくことはないし
「継続は力なり」は全てに通ずることではないと思っています。

タレに例えるのもなんですが
秘伝のタレが今の時代には合わないと思ったら変える勇気。
時代を見越した革命的タレの開発。
そしてやっぱり秘伝のタレが一番だという結論に至ったら、その時に素直に戻ればいいのだと思います。
変えることも、戻ることも、今の自分がいいと思ったら「いい」のだと、そう思います。

いい「あきらめ」も大事だし
いい「引き際」も大事です。

今私は、自分を信じていたいです。
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「普通は」ってなんだろう。
私の子育ても「普通」じゃないかもしれないけれど、
育ててあげたんだから、面倒みてよ。と老後に言うくらいだったら
ママ、楽しく生きているから放っておいてね。と言いたい。
遊びに来たいと言われた時に、精一杯の料理と演出で家族をもてなして癒せるおばあちゃんになりたいです。a1
オカエリ。喫茶室も2月14日に7周年を迎えました。bir1
こんなに長く続けるつもりはなかったので、改めて振り返るといろいろな思い出ができました。

オープンした頃にアルバイトしてくれたイチエちゃんは、大学を卒業して5年たった今も、遠くから会いに来てくれて、旅先からハガキをくれます。
その次に入ってくれたアサミちゃんは今も働いてくれていて、もう歳の離れた妹みたいな気がします。
その次はマチコちゃん。マチコちゃんは、私の癒しで、きっとみんなの癒し。頼れるバイトリーダー。
オカエリ。喫茶室リニューアルオープンと共に入ってくれたじゅんちゃんは、いい意味で厳しくて、私の手や目の届かないところまで動いてくれます。

みんな3~4時間程度の勤務時間でお給料なんておこづかい程度。
いつ辞めると言われてもおかしくないのに、ずっと側にいてくれて。

私は、本当に恵まれてる。恵まれすぎている。

なにもしなくても可愛くて美しい20代と違う。
だからこれからはハンサムに生きる努力をしなくては。

かわいい女になるのはもう無理です。
だからまずは、ビンのフタくらい楽勝で開けられるくらいの握力がほしいな。